設計思想

私、濱田政孝は、ミタチ音響におきましてカートリッジを始めトーンアームの設計に従事いたしておりました。その後オルトフォン社のカートリッジSPUシリーズ(特に初期型)などを長年にわたり修理してまいりました。修理依頼してこられたオーディオファンの方々との話の中でトーンアームの不満で話が盛り上がったことも多々ありました。そのような経験の中から数々のヒントをいただき音楽情報を忠実に再生するために設計製作したのが THE GLANZトーンアームです。 

 

設計概念

カートリッジ針の支点部がしっかりと固定されていない場合、下図のようにスプリングでの揺れがロスとなり、すべての情報が出力されずに、信号ロス分が差し引かれて、音の立上りの悪さとなったり、ロス分は歪分(高調波歪)として再生されてしまいます。

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設計構造

本体には、主にステンレス鋼の硬い素材を使用しております。削り出し加工は、きわめて困難なものでしたが、結果として音質は比類ないグレードを誇ります。音質の要となる支点部がひ弱な構造の場合、音質に直接響きます。本機では、4つの大型ベアリングがしっかりと支え、共振やブレを防ぎ、トレース能力を高めています。

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ヘッドシェル

ヘッドシェルは削り出しの一体構造としたことで、振動ロスを大幅に減少させました。

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