水平トラッキングエラー
GLANZのヘッドシェル交換型のS字トーンアームは、トラッキングエラー±1.5°位に収めています。 レコードの各場所で、最もエラー角の少ないトラッキング角を決めてますので、カートリッジを斜めに取り付けるなどの調整は避けてください。 ヘッドシェル交換型でないストレートアームは、構造上カートリッジを斜めに付けますが、決められた角度指定があります。
この角度調整は、購入後自身で、角度調整ゲージを使いセットしなくてはなりません。
GLANZでは、この調整は必要ありません。ヘッドシェルの根元から針先まで5cmを守って真っすぐにカートリッジを取付ければセット完了です。
なぜ、トラッキングエラー±1.5°をなおざりにしているのか。
エラー角「0」にしようとしたアームでは、設計上取付けられた構造物から発生する歪み音は、音質に影響します。
歪み音を解消するために、私は、構造をシンプルに、そして強固にすることを優先しています。
それはアームの構造や特徴に左右されず、音質を最も重視して設計しているからです。